こんにちは。
50代独身、実家暮らしのいさこです。
祖父のお墓探しという思わぬハプニングもありましたが、無事にお墓参りを終えました。
旅館のチェックインまではまだ時間があります。
せっかく母の故郷まで来たのだから、少し観光しようということになりました。
母がもう一度見たかった場所
母に、
「どこか行きたいところある?」
と聞くと、
「昔通っていた小学校を見てみたい」
とのこと。
車を走らせながら母は、
「昔はこの道を歩いて学校に通っていたんだよ」
「今みたいに道路も舗装されていなかったの」
と、懐かしそうに話してくれました。
小学校に到着すると、母は校門の外からしばらく校舎を見つめていました。

そこには、子どものころの母がいたのかもしれません。
せっかくなので、記念に校門前で写真を撮りました。

偶然出会った観光牛車
小学校の道路を挟んだ向かいには、神社や歴史観があります。
何気なく歩いていると、そこに牛の姿が見えました。
近づいてみると、観光牛車の牛が休憩していたのです。
「せっかくだから乗ってみない?」
という話になり、家族みんなで乗ることにしました。
料金は大人ひとり2,000円。
決して安くはありません。
母は、
「もったいないよ」
と言っていました。
でもわたしは、
「これから先、いつどうなるか分からないんだから、やれるときに楽しもうよ」
「そのためのお金は惜しまず使おうよ」
と伝えました。
すると母も納得してくれました。
そして実際に乗ってみると……
一番楽しんでいたのは母でした(笑)。
約30分かけて巡る武家屋敷遊覧コース。
ゆっくり進む牛車に揺られながら眺める景色は、どこか時間がゆっくり流れているようでした。
乗り終わるころには、
「楽しかったね」
「乗ってよかったね」
と、家族みんな大満足でした。




日本一の大鈴がある神社へ
まだ少し時間があったので、事前に調べていた神社へ向かいました。
向かったのは、鹿児島県出水市にある箱﨑八幡神社です。
日本一の大鈴で有名な神社とのことで、今回初めて訪れました。


境内を散策したり、おみくじを引いたり、お守りを購入したり。
わたしはご利益ダルマを買いました。
ふつうのダルマは、願いを込めながら片目を入れて、願いが叶ったらもう片方の目を入れますよね。
ところが、こちらのダルマは最初から両目を入れて願掛けをするそうです。
ちょっと珍しいですよね。
さらに「なせばなる通り門」もくぐりました。
願いごとを思い浮かべながら通るそうなのですが……
通ることに必死で、願いごとをするのを忘れていました(笑)。
神社というと厳かなイメージがありますが、意外と楽しめてよかったです。




母が気兼ねなく入れるお風呂を選びました
ちょうどいい時間になり、旅館へ向かいました。

今回宿を選ぶさいに大切にしたことがあります。
それは、お部屋にお風呂が付いていることでした。
母は以前、乳がんで片方の乳房を切除しています。
そのため、大浴場に入ることには抵抗があるそうです。
人の視線が気になってしまうのだとか。だからこそ、人目を気にせず入れるお部屋のお風呂がある宿を選びました。
結果的に、それは大正解でした。
母もゆっくり温泉を楽しむことができたようです。

料理も評判通り豪華で、とても美味しく大満足。


たくさん笑って、美味しいものを食べて、ゆっくり温泉に浸かって。
贅沢な時間を過ごすことができました。
小さな旅が大きな思い出になりました
翌日はゆっくり朝を過ごし、早めに帰宅しました。
たった一泊の旅行。
でも振り返ってみると、お墓参りだけでは終わらない、内容盛りだくさんの旅でした。
介護をしていたころは、家族みんなでこんな時間を過ごせる日が来るなんて想像もしていませんでした。
だからこそ、母が元気な今、一緒に笑って過ごせる時間を大切にしたいと思います。
またひとつ、家族の思い出が増えました。
そしてきっと、母にとっても故郷をめぐる特別な旅になったのではないかなと思っています。


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