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【父の介護記録】#06 病院を抜け出し道路を歩いていた父

こんにちは。
50代独身、実家暮らし、無職生活満喫中のいさこです。

入院中の病室を抜け出し、1階の外来をうろついていたところを受付の人に気づいてもらって、ことなきを得た翌日のことです。

病院から母に電話がありました。母が父のキーパーソンなので一番にかかってきます。

父が自分で点滴を抜いて病室を抜け出し、さらには病院を出て行ってしまい、病院から50メートルほど離れたところまで歩いているところを保護したという電話でした。

そして主治医から退院の指示がでたので、退院の手続きに来てほしいというものでした。

その日は日曜日で、わたしは仕事だったので母と姉が対応することになりました。

仕事が終わって家に帰ったら、穏やかな顔をした父がいつものソファに座っていました。

いったい何がおこったのか姉から聞いた説明は以下の通りです。

点滴を自分で抜いた。
センサーマットが鳴らなかった。(看護師さんたちが仕事中、センサーが反応しないようにマットをまたいでいるのを見て、無意識にマネしてマットを踏まないようにまたいだのではないか。)
病院内を探しても見当たらなかったので外を探しにいったら、道路を歩いているパジャマ姿の父を見つけた。
先生に報告したところ退院の指示が出た。
敗血症のほうは熱が下がってきたのでいいが、肝機能障害のほうはまだ数値がよくないので、週に2回点滴をしに通院してほしいとのこと。

母と姉が病院に父を迎えに行ったとき、ナースステーション内でおとなしく車イスに座っていたそうです。

対応してくれた看護師さんに母と姉は迷惑をかけたことをお詫びし、看護師さんのほうも「申し訳ありませんでした。」と謝罪されたそうです。

母と姉は父の脱走事件を穏便に済ませて帰ってきましたが、わたしは納得いきませんでした。

たまたま無事だったからよかったものの、もし道路で転倒していたら?もし車にはねられていたら?もしそのまま行方不明になってしまったら?

父の命の問題がとても軽く扱われたように感じて、悔しくて悲しかったです。

それまでの病院の対応にモヤモヤしたものを感じていたので、起こるべくして起こったことだと思います。

それまでは、父がお世話になっているので、気になることがあっても目をつぶってきました。忙しく働いているなか、患者家族からいろいろ言われると大変だろうとおもって。

でもさすがに今回は父の安全が脅かされたんです。言いたいことは山ほどあります。しかも、あれだけ父を退院させたいと先生に相談したしたときには許可が下りなかったのに、脱走事件が起こったらすぐに退院の指示を出すなんて。

この病院と早く縁を切りたかったけど、まだ点滴をしに通院しないといけません。

でも家に帰ってきた父の顔を見たら、とにかく無事でいてくれたことがありがたく、最悪の事態にならなかっただけよかったと思うことにしました。

つづきはまた🖐️


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