こんにちは。
50代独身、実家暮らし、絶賛失業中のいさこです。
日本でもやっと女性の総理大臣が誕生しましたね。ですが政治の話ではありません。
「女性初‼」ということは、まだまだ男女平等にはほど遠いのかなと感じます。「男性初‼」ってあまり聞かないですもんね。
この世から「女性初」がなくなって、初めて男女平等になるのかもですね。それがいつになるのやら。
といっても今回はそんな堅い話ではないのでご安心ください(笑)
この女性総理誕生のニュースで盛り上がっているなか、思い出したんです。わたしが高校卒業して初めて就職した会社でのことです。
わたしが社会人デビューしたのは、すでに「男女雇用機会均等法」が施行されたあとのことです。わたしの中では「男女平等」が当たり前だと思って入社しました。
ところが入社して最初に先輩から教えられた仕事が、「お茶くみ」と「掃除」でした。
女性社員にだけお茶くみ当番表といって、1か月分のカレンダーを配られるんです。その表で自分の名前が書いてある日が当番になります。
当番の日は始業時間より早く会社に行き、社員全員のデスクを雑巾でふいて、男性社員にお茶を出すという決まりでした。
なぜか男性社員にだけお茶を出すんです。女性社員は飲みたい人だけ自分で入れるというスタイルでした。
新入社員の男性に、先輩の女性社員がお茶を出すんですよ!信じられますか?逆ならまだ理解できますけど。
その当時はなんで女性だけ、こんな当番があるんだろうと不満に思っていましたが、同時にこんなものかと受け入れてもいました。
なんせ高校を出てすぐ働きはじめたので、世の中のことがあまりよくわかっていませんでした。
今のわたしだったら「女性だけお茶くみっておかしくないですか?」って言うと思う!言える自信ある!
だけど30年以上前は、まだまだそんな時代だったんです。
それに聞いてください!お茶のお湯を沸かすのも、やかんに水を入れてからというやり方。今みたいにスイッチを押すだけとかじゃないんです。
そしてタバコ問題。今でこそ社内禁煙が当たり前だと思いますが、昔の男性社員は自分のデスクに灰皿を置いてそこで吸っていました。
それだけでも今だったら大問題ですが、さらにその灰皿を終業時間になったら、女性社員が吸殻を捨てて洗わされていたんです。(意味わかんないですよね😡)
いま思い出しただけでも、自分の灰皿は自分で洗え!と思うし、そもそもみんながいる社内でタバコを吸うな!って腹がたってきます。
でもその当時はみんながそれを当たり前としてたし、それに声を上げる人がいなかったのも事実です。
会社内の雑用って女性がするのが当然のような雰囲気でしたよね?(50代以上のかたならわかりますよね)
始業時間前に出社して掃除、お茶くみしたからといってその分は無給でした😭。
もしかしていまだにそういう会社ってあったりするんでしょうか。
働いているっていうことは大人なんだから、お茶が飲みたければ自分で入れて飲めばいいし、自分のデスクは自分でキレイにしてほしいものです。
女性総理誕生のニュースを見ながら、そんな昔のことを思い出していました。
この記事を書きながら、なんだかいろいろと昔のことを思い出し、言いたいことがいっぱい出てきました。
またの機会に、お茶くみOL時代のはなしを書いていこうと思います。そのときはまたお付き合いください。
それではまた🖐️



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