こんにちは。
50代独身、実家暮らし、絶賛失業中のいさこです。
最近、女性総理誕生のニュースで世間が盛り上がっていますね。
そのニュースを見ながら、ふと30年以上前の自分の社会人デビューを思い出しました。
わたしが高校を卒業して最初に就職したのは、すでに男女雇用機会均等法が施行されたあとのこと。
だから当然、「男女平等」が当たり前の時代になったのだと思っていました。
ところが現実はちがいました。
入社して最初に先輩から教えられた仕事。
それは、
お茶くみと掃除でした。
女性社員だけに配られる「お茶くみ当番表」というものがあり、自分の名前が書かれた日は当番です。
当番の日は始業時間より早く出社し、社員全員のデスクを布巾でふいてからお茶の準備をします。
しかも、お茶を出す相手は男性社員限定。
女性社員は飲みたければ自分で入れるスタイルでした。
今考えると不思議ですよね。
さらに驚くのは、新入社員の男性にも先輩の女性社員がお茶を出していたこと。
当時も内心では、
「なんで女性だけ?」
と思っていました。
でも、高校を卒業したばかりのわたしは社会の常識がよくわからず、
「会社ってこういうものなのかな」
と受け入れてしまっていたんです。
もし今のわたしなら、
「女性だけがお茶くみをする理由は何ですか?」
くらいは聞いてしまうと思います。
でも30年以上前は、まだまだそんな時代でした。
しかも当時は今のように電気ポットが当たり前ではありません。
やかんに水を入れて、お湯を沸かすところからスタートです。
そして忘れてはいけないのがタバコ問題。
昔は男性社員が自分の机に灰皿を置き、社内で普通にタバコを吸っていました。
今なら考えられませんよね。
ところが問題はそれだけではありません。
終業時間になると、その灰皿の吸い殻を捨てて洗うのも女性社員の仕事だったんです。
いやいや。
自分の灰皿くらい自分で洗ってください。
今ならまちがいなくそう言いたくなります。
そもそも職場で自由にタバコを吸えること自体、今では想像しにくい話ですよね。
でも当時は、それをおかしいと言う人もほとんどいませんでした。
女性が掃除をして、お茶を出して、雑用を担当する。
そんな空気が職場全体にありました。
しかも始業前に出社して掃除やお茶の準備をしても、その時間は当然のように無給。
今ふり返ると、なかなかの時代だったなと思います。
50代以上の方なら、
「うちの会社もそうだった!」
と思う方も多いのではないでしょうか。
逆に若い世代の方からすると、
「本当にそんな会社があったの?」
と驚かれるかもしれません。
もちろん時代は変わり、働き方も少しずつ変わってきました。
でも、ふと考えるんです。
今でもこうした慣習が残っている職場はあるのでしょうか。
働いているのはみんな大人です。
お茶が飲みたければ自分で入れる。
自分のデスクは自分で片づける。
それでいいじゃないかと思うのです。
女性総理誕生のニュースを見ながら、そんな昔の職場のことを思い出しました。
この記事を書いていたら、当時の出来事が次々によみがえってきて、まだまだ話したいことがたくさんあります。
また機会があれば、「お茶くみOL時代」のエピソードを書いてみようと思います。
そのときはぜひお付き合いください。
それではまた🖐️



コメント