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『さよならジャバウォック』を読んで。先入観なしで読んだからこそ驚いた一冊

読書

こんにちは。
50代独身、実家暮らしのいさこです。

今回読んだのはこちらです。

さよならジャバウォック
  (著)伊坂幸太郎

結婚直後の妊娠と夫の転勤。その頃から夫は別人のように冷たくなった。
彼からの暴言にも耐え、息子を育ててきたが、ついに暴力をふるわれた。
そして今、自宅マンションの浴室で夫が倒れている。
夫は死んだ、死んでいる。私が殺したのだ。
もうそろそろ息子のしようが幼稚園から帰ってくるというのに…。
途方に暮れていたところ、2週間前に近所でばったり会った
大学時代のサークルの後輩・桂凍朗かつら こご ろうが訪ねてきた。
量子りよう こさん、問題が起きていますよね? 中に入れてください」と。

株式会社双葉社公式サイト
https://fr.futabasha.co.jp/special/sayonara_Jabberwock/

この本を手に取った理由は単純で、図書館の予約人数が多かったから。

「そんなに人気なら読んでみようかな」

と思って予約しました。

実は、あらすじも口コミもほとんど見ないまま読み始めたので、どんな話なのか全く知らない状態でした。

印象に残った言葉

作中で何度か登場する言葉があります。

他人と過去は変えられない。だけど、自分と未来は変えられる。

(伊坂幸太郎『さよならジャバウォック』より)

よく耳にする言葉ですが、改めて考えると深いなと思いました。

人はつい、「あの人が変わってくれたら」と期待したり、「あの時こうしていれば」と過去をふり返ったりしてしまいます。

もちろんわたし自身もそうです。

変えられないものに気持ちを向けるより、自分がこれからどうするかに目を向けたほうがいい。

そんな当たり前だけれど忘れがちなことを、この本を通して改めて考えさせられました。

とにかく読みやすい

伊坂幸太郎さんの作品は文章が読みやすい印象がありますが、この本も同じでした。

テンポよく話が進むので、「この先どうなるんだろう?」と気になって、ついページをめくってしまいます。

普段あまり小説を読まない人でも比較的読みやすい作品ではないでしょうか。

読後の感想

最後まで読むと、

「なるほど、そういうことだったのか」

と話のつながりに納得します。

ただ正直に言うと、わたしはこの作品の世界観や発想はあまり好みのタイプではありませんでした。

発想がとても大胆で、わたしには少しぶっ飛んでいるように感じたからです。

とはいえ、好き嫌いは別として、「こんな展開になるのか」と驚かされる作品でした。

先入観を持たずに読んだからこそ、より楽しめた部分もあったように思います。

おわりに

予約人数の多さがきっかけで手に取った
『さよならジャバウォック』。

自分では選ばなかったかもしれない作品に出会えるのも、図書館の面白いところです。

好き嫌いは分かれるかもしれませんが、先の展開が気になる小説を探している人にはおすすめの一冊です。

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