(この記事にはアフィリエイト広告を利用しています。)
こんにちは。
50代独身、実家暮らし、絶賛失業中のいさこです。
一作目の「不便なコンビニ」が面白かったので、楽しみにしていた続編「不便なコンビニ2」を読みました。やはり期待を裏切らない面白さでしたので紹介します。
「不便なコンビニ2」
(著)キム・ホヨン (訳)米津篤八
出版社のサイトでの説明は以下の通りです。
韓国発の大ベストセラー小説、待望の続編!
小学館公式サイト
狭くて品揃えも悪く、近所の人から「不便なコンビニ」と呼ばれるALWAYS。深夜バイトの独孤(トッコ)が店を去ってから6つの季節が過ぎた。オーナーのヨムさんは体調を崩し、折り合いの悪い息子ミンシクに経営を、古株のソンスクに店長を任せ、ソウルを離れていた。独孤から仕事を引き継いだ元刑事のクァクも故郷に帰ることになり、ソンスクは愛想はいいが要領の悪そうな中年男性クンベを深夜バイトとして採用する。今日も悩みを抱えた人たちが、ALWAYSを訪れる。一方、クンベにはある秘密があった……。
2024年本屋大賞翻訳小説部門第3位。韓国でシリーズ累計150万部超、台湾で15万部超。ソウルで上演される舞台はロングランとなり、ドラマ化も進行中の世界的ベストセラー「Kヒーリング」小説、日本に待望の続編が上陸!
https://www.shogakukan.co.jp/books/09356750
前作から1年半後の話になっていました。登場人物のその後が気になっていたので、そこが描かれていてよかったです。
新たな登場人物も加わり(もれなく悩みを抱えています笑)そこからまた物語が広がります。
今回の2はコロナ禍が背景になっており、マスク生活や飲食店の時短営業など、日本でもそうだったなと懐かしく感じながら読みました。(コロナがなくなったわけじゃないけど…ちなみにわたし2回も罹りました💦)
今回もコンビニ「Always」の店員とお客さんとのやりとりで、前作同様、笑いあり涙ありのほっこりしたストーリーです。
著書のキム・ホヨンさんはわたしと同じ50代なので、作中に出てくる香港映画だったり、俳優のサモ・ハン・キンポーの名前にテンションが上がりました。(わかる人いますよね!)
登場人物一人一人のエピソードが丁寧に描かれていて、「Always」に集う人たちみんなが主人公なんだなって。
誰かにとっては脇役かもしれないけど、それぞれに自分の人生を悩みながらつまずきながらも必死に生きる立派な主人公です。
そんな主人公たちが、人と人とのつながりで傷ついた心を癒されたり、一歩を踏み出していく姿が読んでいてあたたかい気持ちになります。
今、孤独を感じている人、人のあたたかさが必要な人、人生に行き詰っている人などにぜひ読んでもらいたい本です。
そして読み終えたらきっと誰かにおススメしたくなる、そんな1冊です。
ここからちょっとだけネタバレあります。
ネタバレというほど大げさなものではないんですけど、読んでいて印象に残ったというか学びを得た部分を紹介したいと思いまして。まだ読んでいない人のためにこちらに書きます。
「Always」現店長のオ・ソンスクが前オーナーのヨム・ヨンスクから学んだこととして、こう言っています。
慎重に処理すべき事柄があるときは「自分」の立場ではなく、観察者の視点から自分の問題を見つめ直すべきだと学んだ
これって意外と難しいことなんですよね。自分のことは主観的にしか見れないし。でも視点を変えるってとても大切なことですよね。
前作でも感じたんですけど、各登場人物の立場になると一つの物事がちがって見えたんです。
わたしの勝手な想像ですけど、作者の伝えたいことってこの「視点を変えてごらん」ということなんじゃないかと。
読む人によって受け取るメッセージはちがってくると思いますが、わたしはそう受け止めました。
前作同様、とてもいい本にめぐりあえてよかったです。
それではまた🖐️



コメント