こんにちは。
50代独身、実家暮らしのいさこです。
デイサービスの利用契約をするときに、ケアマネージャーさんから「ショートステイも一緒に契約しておきましょうか」と提案されました。
そのときは、まだそこまで必要性を感じていたわけではありません。
でも「いつかは必要になるかもしれない」と思い。デイサービスの契約と同時にショートステイの契約も済ませておくことにしました。
今思えば、このとき契約しておいて本当によかったです。
デイサービスが週三回になったころ
父は少しずつデイサービスに慣れていきました。
最初は週一回だった利用も、週二回、そして最終的には週三回になりました。
週三回利用するようになってからは、入浴は完全にデイサービスだけでお願いするようになり、自宅での入浴介助がなくなりました。
それだけでも、母もわたしもずいぶんラクになりました。
「デイサービスにこれだけ慣れてきたなら、次はショートステイも試してみよう」
そんな気持ちが少しずつ湧いてきました。
まずは一泊のお試し利用
デイサービスは夕方には帰ってきます。
でもショートステイは泊まりです。
父がどんな反応をするのか、正直まったくわかりませんでした。
そこで、まずはお試しとして一泊だけ利用してみることにしました。
当日、迎えに来てくださったスタッフさんに一泊分の荷物をわたしながら、
「よろしくお願いします。もし何かあれば連絡ください。すぐ迎えに行きます」
とお願いして送り出しました。
施設は自宅から近かったので、「帰る」と強く拒否したらすぐ迎えに行かなければならないだろう、と覚悟していました。
夕方になると帰ろうとした父
結論から言うと、一泊は無事に終わりました。
あとからスタッフさんに聞くと、やはり夕方になると父は「帰る」と言い始めたそうです。
でもスタッフさんが、
「明日お送りしますからね」
と何度も声をかけてくださり、なんとか納得して過ごしてくれたとのことでした。
本当にありがたかったです。
家族が夜ゆっくり眠れた
その日、家では久しぶりに静かな夜を過ごしました。
父が一日いないだけで、こんなにも違うのかと驚きました。
夜もぐっすり眠ることができたのです。
デイサービスももちろん助かります。
でも実際には、朝は父を起こして準備をして送り出し、その間に母は家事を済ませ、ときにはわたしが母を病院へ連れて行き、あっという間に時間が過ぎていきます。
すべての用事が終わって「やっと座れる」と思ったころには、もう父が帰ってくる時間。
デイサービス中にゆっくり休めるわけではありませんでした。
ところがショートステイは違います。
夜まで家族がゆっくり過ごせる。
これは本当に大きな支えでした。
父には申し訳ない気持ちもありましたが、「家族が休める」ということがどれほど大切かを実感しました。
少しずつ利用回数を増やしていった
お試し利用がうまくいったので、定期的に利用することにしました。
最初は月に一回、一泊だけ。
その後、月二回に増やし、さらに二泊にも挑戦しました。
無理をせず、父にも家族にも負担が少ない形で少しずつ慣れていったのです。
こうしてレスパイト(介護者の休息)を取りながら、わたしたちは父の介護と向き合っていきました。
本当に必要になったとき
この「慣れていたこと」が、あとになって大きな助けになりました。
父の介護中、母は心筋梗塞や脳梗塞で入院しました。
そのころは、母が不在でも仕事をしながら自宅で介護を続けていました。
しかしその後、母は悪性リンパ腫にもなり、再び入院することになりました。
その時点では父の認知症もかなりすすんでおり、自宅での介護はむずかしい状態でした。
そこで父にはショートステイを利用してもらいました。
もし事前に一度も利用したことがなかったら、父も不安だったでしょうし、わたしたち家族も大きな混乱の中で手続きをすすめなければならなかったと思います。
でも、すでに何度も利用して慣れていたおかげで、比較的スムーズにお願いすることができました。
本当に助かりました。
父が施設で過ごしてくれている間、母は治療に専念でき、わたしも母のサポートに集中することができたからです。
介護は家族だけで抱え込まない
何度も書いていますが、介護は家族だけで抱え込むものではないと、あらためて感じています。
デイサービス、ショートステイ、ケアマネージャーさん、施設のスタッフさん。
周りの力を借りながら、みんなで支えていく。
そのおかげで、わたしたち家族はなんとか介護を続けることができました。
「まだ早いかな」と思うサービスでも、本当に必要になる前に一度試しておく。
それが後の大きな安心につながることを、父の介護を通して学びました。
デイサービスを利用し始めたころのようすは、こちらの記事に書いています。
👉(デイサービス初日、父は一時間で帰ってきた)


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