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【もしかして認知症?】#05 炊飯器の操作をまちがえる父|”たまたま”が増えた日

父の介護記録

「炊きあがったはずのご飯が、なぜか芯の残ったまま…その”ちょっとした違和感”が、あとから思えば始まりだったのかもしれない。」

こんにちは。
50代独身、実家暮らしのいさこです。

この記事は、父がまだ認知症と診断される前のお話です。

父の担当だった家事は、「洗濯物の取り込み」と「お米を洗って炊くこと」。

今回は「お米を洗って炊くこと」で起きた出来事についてお話します。

👉「洗濯物の取り込み」で感じた異変についてはこちら

夕食の支度をしていたとき、炊飯器のフタを開けた瞬間、思わず手が止まりました。

なんかおかしい⁉

見た目は炊けているのに、食べてみると芯が残っていてカタい。
とてもじゃないけど、ふつうに食べられる状態ではなかったんです。

最初は水の量をまちがったんだと思ったんですね。

父は視力があまり良くないので、炊飯器の目盛りが見えにくかったのかもしれない、と。

そこで父に聞いてみました。

「お父さん、お米何合炊いたの?水はどの線まで入れた?」

父はこう言いました。

「3合炊いたよ、水もちゃんと3合の線まで入れた。」

お米が炊けると、自動で「保温」になるじゃないですか。

もしかして最初から「炊飯」じゃなくて、「保温」を押してしまったのでは…?と思いました。

「炊飯とまちがって保温を押したんじゃない?」と聞いてみましたが、「そんなはずはない!」ときっぱり。

でも目の前には、芯の残ったご飯がありました。

その日は「たまたまかな」と思っていました。
ですが、同じことが何度も続くようになりました。

さすがに毎回炊き直すのも大変なので、家族で話し合うことに。

でも、父に直接
「もうやらなくていいよ」とは言いづらくて…

今まで良かれと思ってやってくれていたことを、取り上げてしまうようで、心がちょっぴり痛みました。

結局、父が炊く前に
気づいた人が先に準備する、という形に落ち着きました。

年を重ねると、こうして「できていたこと」が少しずつ難しくなっていく。

その現実を、少しずつ受け入れていくしかないのかなと感じました。

そしてこの出来事も、後から思えば”認知症のサイン”だったのかもしれません。

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