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【もしかして認知症?】#03 トイレを流し忘れる父|増えていった違和感

父の介護記録

「トイレを流し忘れること。
年齢のせいだと思っていませんか?」

こんにちは。
50代独身、実家暮らしのいさこです。

この記事は、父がまだ認知症と診断される前のお話です。

トイレの電気の消し忘れに続いて、もうひとつ気になることが増えていきました。

それが、「トイレを流し忘れること」です。

最初は、たまにあるくらいでした。

用を足そうとトイレのドアを開けたら、「あれ?流してない!」父で間違いない。

なぜわかるのかというと、をしているけど、トイレットペーパーを使ったあとがないから。
母だったら便器の中にトイレットペーパーが浮いているはず。

まあね、たまに流し忘れることくらい、おかしなことではないですよね。
そのときは父に「トイレ流してなかったよー」と一言伝えはしました。

父も「あっごめん!」と言っていたし、とくに深く考えていませんでした。

ところが、その回数が少しずつ増えていきます。

3回に1回が、3回に2回に。
そして気づけば、ほとんど毎回のように流し忘れている状態になっていました。

さすがに「おかしいな」と思うようになりました。

ただのうっかりにしては、回数が多すぎる。
でも、はっきりとした理由はわからないままでした。

最初は毎回「流していなかったよ」と言っていましたが、それも面倒になって、わたしが気づいたら流すようにしていました。

そして、もうひとつ不思議なことがありました。

流し忘れているのは、決まって「小」のときだけだったんですよね。
「大」のときは、きちんと流している。

なぜなのかは、当時はまったくわかりませんでした。

たまたまなのか、偶然なのか。
それとも何か意味があるのか。

結局、父が亡くなった今も、その謎は解明できていません。

ただ、トイレを汚して使っているわけではないので、まあいっかと思っていました。

今ふり返ると、こうした小さな違和感の積み重ねが、少しずつ父の変化を教えてくれていたのだと思います。

でもそのときの私は、まだ「認知症かもしれない」とは、はっきり考えられずにいました。

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